名門大洋フェリー「フェリーおおさかⅡ」で大阪南港から新門司港へ行きました

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大阪から九州に行く方法は「車で高速を走る」「深夜バス」「新幹線」「飛行機」などがありますが、今回はフェリーで行くことにしました。

フェリーで行くメリットは、夜に出て朝に着くから宿泊費が1日分浮く、時間が有効に使えるというのがありますが、なんといっても旅をしている気分に浸れるというのが一番大きいと思います。

普段生活していて船に乗る機会なんてないですもんね。

大阪からは「南港~別府」「南港~志布志」「南港~新門司」「泉大津~新門司」などの航路があるんですが、今回利用したのは「南港~新門司」航路です。

名門大洋フェリーという会社の新しい船「フェリーおおさかⅡ」に乗りました。2015年に就航したばかりです。

 

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駐車スペース

イメージよりもかなり広々としていました。奥から詰めていくので、入るときも出るときも順番待ちをしないといけません。船が動き出すと立ち入り禁止になるので忘れ物には気をつけて。

船内の様子

廊下は清潔感があってきれいです。部屋の扉を開けるのにすごく力が要りました。半開きの時に船が揺れたりすると危ないからなんでしょうか。油断してると挟まれそう。

 

ファーストAという部屋に泊まりました。ホテルみたいですよね。左側の上の方には折りたたまれたベッドがあり、3人まで寝ることができます。あまり使われていないのか、そのベッドはほこりっぽかったです。料金は一人15000円くらい。宿泊費+交通費と考えればお得だと思います。早めに予約すると割引がありますよ。

 

枕元にはライトとコンセントがあり、スマホの充電もできます。航海中は電波が入りづらく、無線LANはあるにはあるんですが激遅です。

 

部屋に備え付けのトイレ。船内には共同のトイレもたくさんあります。

 

反対側にある洗面所。歯ブラシとタオルがアメニティとして用意されていました。この薄いタオルが使いやすく、持って帰って使っています。アメニティはほかにもスリッパと浴衣が用意されていました。

 

部屋の窓。日差しがないと起きれないタイプの人間なのでありがたいです。夜は真っ暗で、朝には新門司港に着いてしまいます。窓からの景色を楽しむ時間はそんなになかったです。

 

レストランも広々としてキレイでした。売店にはカップラーメンくらいしか食べるものがなく、乗客が押し寄せるのでそこそこ混みます。営業時間は19:00~21:30。早めに並ぶか、逆にゆっくり行くかした方がいいかも。窓際がオススメ。

 

朝も夜もバイキングで、朝が750円、夜が1550円、朝夜のセット券が2100円です。夜はチョコレートフォンデュもありましたよ。写真は朝ごはん。パンもあります。

 

シャワー室は個室になっています。お湯の量が多くて快適でした。シャンプーとボディーソープ完備で、ドライヤーもあります。シャワーのほかに大浴場もありました。

 

甲板

船旅の醍醐味といえば甲板ですよね。海の上から夜景を見たり朝日を見たりするのは格別です。オシャレな間接照明もあって、旅してるな~と改めて感じました。

 

明石海峡大橋の真下を通ります。

 

下からみると大きさに圧倒されます。サービスエリアから見るのとでは全く迫力が違いました。

 

海に反射した光もキレイ。

 

真ん中の青い光はたぶん海ホタルによるものです。船が出す水流に刺激されて光っていました。

 

部屋に帰って寝ようと思ったんですが、エンジンの振動と地響きみたいな音、上がりっぱなしのテンションのせいでなかなか寝付けなかったです。

 

朝日がのぼる前の、空がうっすら色づいていく時間が最高です。さえぎるものがない景色、波の音、エンジン音。少し冷たい風に吹かれて感じる非日常。

 

太陽ってこんな色やったっけ、と思うようなキレイなオレンジの朝日。船の軌跡を眺めながら「人生とは・・・」なんてことを考えたり…。

 

途中からポエミィな感じになりましたが、そんな気持ちにさせてくれるような魅力があります。たまには船で旅をしてみてはいかがでしょうか。

 

新門司港の駐車場

新門司に着いてからびっくりしたのが駐車場の料金。5日とめてても1500円って安すぎですよね。九州に住んでたら利用してるかもしれません。人気がないから盗難は怖いかな。

 

ちなみ門司港レトロがある門司港と新門司港は別の場所にあって、10キロ近く離れています。新門司港の周りは工場や物流倉庫ばっかりでなにもありません。

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