自律神経を整えるっていうと早寝早起きをしたほうがいいとか、規則正しい食事をしないといけないってよく聞きますよね。
でもそういうのって自律神経が整っているからできることであって、いざそうしようとしてもできないことがほとんどです。
できないから自己嫌悪におちいって、けっきょく悪循環。
ぼくが知りたいのはそんなことではなくて、いますぐ交感神経を抑える方法なんだ!と思ったので調べて実践してみました。
そのなかでも効果が実感できたものを紹介したいと思います。
1 ゆっくり動く
交感神経がたかぶっているときって焦って慌ててしまっていることが多いです。
そんなときにあえて意識してゆっくり動いてみると落ち着きを取りもどすことができます。
ゆっくり立ち上がる、ゆっくり歩く、ゆっくり話す。
ゆっくりコップを手に取って、ゆっくり飲んで、ゆっくり置く。
そんな普段やってる何気ない行為ひとつひとつをゆっくり行うと、自然と焦る気持ちもおさまってきます。
2 飲み物を飲む
気持ちを落ち着かせたいときに水を飲むっていうのはドラマとかにもよく出てきますよね。
副交感神経が優位になると胃腸の働きがよくなります。そのぎゃくで、水を飲んで胃腸を動かして副交感神経にはたらきかけます。
ぼくは車の運転中によく水を飲むんですが、緊張しがちな運転中でも適度にリラックスすることができますよ。
とにかく即効性があっておすすめです。
3 深呼吸する
深呼吸すればいいっていうのはみんな知ってることですが、いざというときは意外と忘れてしまってるものです。
腹式呼吸がベストなんて言われますが、なれるまでは難しいですよね。何秒吸って何秒吐くっていうのも秒数を気にしすぎるぼくには合いませんでした。
ややこしいことは考えずに、おおきく息を吸って口をすぼめて吐けば呼吸は自然とゆっくりになります。
4 チカラを抜く
緊張するとだれでもチカラがはいります。それを自覚してチカラを抜くだけでリラックスすることができます。
あたりまえのことですが、これが意外とできなかったりするんですよね。
まずはチカラがはいっている状態に気づくことが重要なんですが、それがよくわからないときはいちど体中にチカラをぎゅっといれてから抜くのも効果的です。
5 感覚に集中する
感覚というのは味覚、嗅覚、触覚、聴覚です。
好きなお菓子を味わって食べる。
コーヒーを飲むときに香り、苦み、酸味をしっかり味わう。
窓を開けて冷たい風にあたる。
ペットボトルにほほをあててみる。
まわりの音に耳を傾ける。
そうやってなにかを感じているときというのは、思考はどこかにいっています。感じることと考えることは同時にはできないからです。
考えるから緊張するのであって、考えることをやめれば緊張することはありません。
生活のなかで感じる時間をふやしていけば、リラックスした状態を保つことができます。
6 かんたんなストレッチ
交感神経が働くと血流が悪くなります。悪くなった血流をよくするにはストレッチがいちばんです。
ストレッチといってもいろいろあるんですが、血流をよくするのが目的なので自分が気持ちいいと感じるストレッチであればなんでもいいと思います。
ぼくは肩こりがひどくてこり固まっているので、肩甲骨はがしストレッチというのをよくしています。肩甲骨を動かすことができて気持ちいいですよ。
7 ガムをかむ
緊張する場面では知らず知らずのうちに奥歯にチカラが入ってしまいますが、ガムをかむことでそれを防ぐことができます。
どこでもできるというわけではないんですが、常に自律神経のバランスがおかしいと感じているひとはぜひ試してみてください。
8 口角をあげる
笑ってるときは必ずリラックスしています。でもなにもないのに笑うってなかなかできないですよね。
笑うとまではいかなくても、口角をかるくあげるだけで心身の緊張はゆるみます。
チカラを入れておもいっきりあげるのもいいんですが、すこしだけやんわりとあげるほうがリラックス効果は高かったです。
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