実家の裏口の鍵がいくら探しても見当たらないということだったので、自分でドアノブを交換してみました。種類にもよると思うんですが、今回交換したインテグラル錠は簡単に交換することができました。
鍵を変えたいというだけならラッチというドア内部の部品は交換する必要はありません。ドアノブだけのものはホームセンターで2000~5000円くらいで売っています。Amazonでも売ってますが、ホームセンターの方が安かったです。
購入前に確認しておくこと
ドアノブを買いに行く前にチェックしておかないといけないことが何点かあります。
ドアノブの種類
インテグラル錠や円筒錠などがあります。内側のノブにサムターンというつまみがあるものがインテグラル錠です。
ドアの厚み
商品のパッケージに「23~36mmのドアに対応」というような書き方がされているので、その範囲に収まっていればだいたいの値で大丈夫です。
ビスピッチ
写真の赤線部分の長さのことです。内側のドアノブを外して確認します。ほとんどのものが42、44、50mmのどれかのようです。
スピンドルの数
これも内側のドアノブを外して確認します。1つのものと2つのものがあります。
メーカー
商品のパッケージに「GOAL社に対応」などと書かれているので調べておくとわかりやすいです。ドアの側面のラッチという部品に刻印されています。GOAL、SHOWA、ALPHA、MIWAなどが有名です。
開封
ノブだけ交換するタイプで鍵が5本ついているものを買いました。ホームセンターで2800円。防犯効果が高いディンプルキーのものでも4000円くらいです。
中身はドアノブ、鍵、ビス、フックのような形状の冶具。この冶具はドアノブを外す時や取り付けるときに使います。
交換手順
①内側のドアノブを外す
カバーにあいている穴に工具やクギなどを差し込んで、回転させて外します。今回は握り玉とカバーが合体しているタイプで工具がなくても手で回して取れました。握り玉とカバーを別々に外すタイプのものもあります。
②ビスを外す
このビスによって外側のドアノブがドアに固定されています。44とか50と書かれているのがビスピッチ。この場合は44mmです。
③外側のノブを外す
②でビスを外すと自然と取れるようになります。
④買ってきたドアノブのビスピッチを合わせる
赤丸で囲った円筒の部品は回すと外れるようになっていました。これを44mmのところに取り付けます。
⑤外側のノブをつける
真ん中の棒とスピンドルがはまるように差し込みます。
⑥ビスで固定する
内側からビスで固定します。
⑦内側のノブをつける
内側のドアノブを付属の冶具で締めて完了。
まとめ
説明書を見ながらでも15分くらいで交換することができました。部屋を借りると鍵交換で1万円は取られるので難しいのかなと思ってたんですが、思いのほか簡単でした。鍵がなくなって探しても見つからないときは、思い切って自分で交換してみるのもいいかもしれません。
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