買い換えたXperia X CompactがQuick Charge 3.0に対応していたので、充電器を買って実際に充電速度を測定してみました。0%から80%までを35分で充電できるというので楽しみにしてたんですが、そこまで早くはなかったです。ついでにQuick Charge 2.0でも計測して比べてみました。
Quick Charge 3.0で計測
アマゾンで評価が高かったTronsmartの充電器と付属のケーブル、TronsmartのType C変換アダプタを使用して2回計測しました。
1回目
電池残量 | 積算時間 |
20% | 0 |
50% | 25分 |
80% | 60分 |
90% | 81分 |
100% | 116分 |
1回目はこんな感じ。20%から80%まではだいたい1分間に1%くらいですね。期待していたほどではないにしても十分早いです。電池の寿命を延ばすために70%を超えたあたりから充電速度は遅くなります。
2回目
電池残量 | 積算時間 |
20% | 0分 |
50% | 25分 |
80% | 61分 |
90% | 82分 |
100% | 120分 |
2回目もだいたい同じでした。満充電になるまでは時間がかかりますが、この機種は80%もあれば一日は持つと思います。一回の充電時間の目安は1時間くらいといったところ。
HTCの端末などではもっと早く充電できるみたいです。同じQuick Charge 3.0対応といっても端末やメーカーで差があるんですね。
Quick Charge 2.0で計測
ELECOMのQuick Charge 2.0対応充電器で計測しました。
電池残量 | 積算時間 |
20% | 0 |
50% | 24分 |
80% | 61分 |
90% | 86分 |
100% | 125分 |
3.0とほとんど変わらないですね。端末側の設定なのか、充電器のせいなのか、はたまたケーブルのせいなのか、そもそもこんなもんなのか。充電が早いのはいいけど2000円払ったかいがなかったのでちょっと残念。
2Aの充電器で計測
Quick Chargeに対応していない普通の2Aの充電器でも計ってみました。
電池残量 | 積算時間 |
20% | 0 |
50% | 35分 |
80% | 77分 |
90% | 103分 |
100% | 135分 |
さすがに差がでましたね。とはいえQuick Chargeと比べて劇的に遅いということもなく、2Aくらいの充電器をもっているならQuick Charge対応のものを買うメリットはあまりないかもしれません。
補足:Quick Chargeではケーブルに注意
Quick Chargeの充電器で、端子が両方Cタイプ かつ USB 3.1のケーブルを使用するとケーブルが破損してしまうことがあるようです。ケーブルを買うときは注意しましょう。
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