2017年の桜の見納めとして「背割提」に行ってきました。今年は満開になってから雨やくもりの日が続いていたので、ようやく晴れて最高のお花火日和になりました。
背割提は淀川河川公園の一部で、1.4km約250本の桜のトンネルが続きます。去年は25万人ほど、今年は50万人ほどの人出がありました。テレビなどで取り上げられるようになったのは最近のことだそうです。
御幸橋の上から撮影した背割提。桜がはるか先の方まで続いています。1本1本も立派な大きさ。
背割提に行く前に、「さくらであい館」に行きました。今年の3月にオープンした新しい施設です。高さ25mの展望台やきれいなトイレ、休憩所があります。桜のスムージー(400円)や抹茶のソフトクリーム(210円)なんかも売っていました。
展望台にのぼるエレベータには50人くらいの列があったんですが、待ち時間は15分くらいでした。1日~10日まで開催されていたさくら祭りの期間は入場料が300円必要だったんですが、それ以降は無料になっています。
桜の並木道はたくさんの人でにぎわっていました。といっても京都市内ほどのごった返した感じはなく、余裕をもって歩けるくらいです。写真を撮るために立ち止まっても、そんなに邪魔になることもないと思います。
まむしに注意の看板。ちょっと怖いですね。万が一噛まれた場合は毒を吸い出したりはせずに、噛まれた場所より心臓に近いところを縛って、すぐに病院に行って血清をうってもらうのがいいそうです。
桜には番号札がつけられています。片側だけで通し番号になっていて、これでだいたいの位置が把握できます。背割提の先端が125なので、写真の50だと入り口から4割くらい進んだところですね。
船が出ていたので乗ってみました。背割提の先端まで20分で往復します。1500円とそこそしますが、それだけの価値はありましたよ。
ライフジャケットを着用します。新しくて汚れとかもまったくなかったです。
川の水は触っても大丈夫そうなくらいきれいです。においも全くなくて快適。
斜面に沿ってひろがる桜の枝。桜のトンネルというより桜の天井という方がしっくりくるかも。
「桜しぶき」という言葉が浮かんでくるくらい迫力がありました。
桜の木に混じってところどころにエノキの木が生えていました。キノコのエノキダケはこの木から生えていることが多かったため、エノキダケという名前になったそうです。10月には食べられる甘い実がなります。
背割提の入り口にも駐車場があるんですが、それを知らなくて駅の方にある市営駐車場に停めました。1時間100円で背割提まで歩いて5分くらいなので、混雑を避けるならこっちに停めるのもありです。トイレもあります。
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