レンガ造りの建物がノスタルジックな熊取交流センター「煉瓦館」に行ってきました

名所
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煉瓦館は大阪府泉南郡熊取町にあります。

ここには昭和3年頃に綿布工場が建てられ、平成4年にその役目を終えました。その後、一部の建物を残す形で煉瓦館として生まれ変わりました。

工場建設当時は織機が529台もあったそうです。煉瓦館にはそのとき使われていた織り機やボイラーが展示されています。

住宅地のなかに急にあらわれるレンガ造りの建物は、違う世界に迷い込んだかのような気分にさせてくれました。

外観

門司港レトロのような、どこか懐かしい雰囲気があります。コンクリートみたいに単調な色じゃないところがいいですよね。

 

敷地はそんなに広くありません。30分もあれば全部見てまわれるくらいです。となりには後白河天皇が仮設の御所にしていたこともある「中家住宅」があります。

 

自動扉は事務所の入り口。煉瓦館には、講演会などに使える部屋がいくつかあり、申し込みをすれば借りることができます。

 

この奥に行くと交流ホール、中庭、ショップなどがあります。期間限定ですが、藍染体験ができる染め工房もあります。

 

交流ホール

ホールに入って最初に目に入るのがこのだんじり。こんなに近くで見る機会はそんなにないですよね。よく見ると彫刻がものすごく細かくて精巧に作られています。

 

これは織機ですね。こんなのが数百台もあったとは驚きです。

 

ホールからみた中庭。シンプルな空間です。窓の外が別世界のように感じました。

中庭

芝生の緑とレンガの赤が印象的な中庭。扉が大きくて迫力があります。

 

モニュメントとして置かれているプレス機。

 

人の顔にも見えるボイラー。これでもかというくらい頑丈な作りです。工場内の湿度を保つために使われていました。

旧事務所棟・旧受電室

これは旧受電室。いまでいうところの変電施設です。煉瓦館で一番古い建物です。

 

旧事務棟。解体、調査したあとに復元されたものです。

 

レンガのあちこちから草が生えていました。

 

モクレンが満開になっていました。

レストラン「プードル」

カフェのように見えますが、フレンチのレストランがあります。夜のコース料理をいただいたことがあるんですが、本格的でめちゃくちゃ美味しかったですよ。

 

今回は「くまコロ」というコロッケを買いました。熊取のコロッケでくまコロ。さといもがたっぷり使われていて、デミグラスのソースとよく合います。うまい!

 

 

熊取交流センター 煉瓦館

営業時間 9:00~22:00(休館日以外の水曜日は9:00~17:30)
定休日 毎月第4水曜日(休日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
住所 大阪府泉南郡熊取町五門西1ー10ー1
連絡先 072-453-0391
駐車場 50台以上

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