伊勢神宮の内宮に行ってきました。
車がない時代にも日本全国から参拝者が押し寄せていたそうですが、いまでも年間900万人近くの人々が参拝しています。
境内には余計なものがなく建物もとてもシンプルで、それがかえって神聖な雰囲気をかもしだしていました。
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主祭神
内宮の主祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)。日本人の総氏神といわれています。
外宮の主祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)。天照大御神の食事をつかさどる神様で、衣食住、産業の守り神。
正式名
伊勢神宮の正式名称は「神宮(じんぐう)」といい、内宮、外宮、摂社などの125の宮社すべてを含めて神宮とよびます。
由緒
宮中で祀られていたご神体の八咫鏡(やたのかがみ)を崇神天皇(すじんてんのう)が奈良の大神神社に移しました。
その後、垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代(紀元前5年)に、皇女の倭姫命(やまとひめのみこと)が神のお告げにより現在の地に八咫鏡を移し、神宮を創建したとされています。
参拝時間
- 10月・11月・12月 5時~17時
- 1月・2月・3月・4月・9月 5時~18時
- 5月・6月・7月・8月 5時~19時
参拝順路
外宮→内宮の順に参拝するのが正しい順路とされています。
境内のまわり方については、伊勢神宮のホームページでモデルコースを見ることができます。伊勢神宮参拝 モデルコース
境内
現世と神様の世界とを結ぶ宇治橋
宇治橋はふだん生活している世界と神様がいる世界をつなぐ架け橋です。
鳥居の前で一礼をしてから渡るのが作法になっています。
手前の鳥居は外宮で使われていた柱、奥の鳥居は内宮で使われていた柱で作られています。
入り口から2つ目の左の擬宝珠(ぎぼし)のなかには参拝者の安全を祈願したお札が入っていて、触るとご利益が得られるパワースポットになっています。
参拝前に心身を清める手水舎
めちゃくちゃでかいですね。こんなに大きいのにひっきりなしに人がいました。
お清めの場所はこの手水舎のほかに、御手洗場(みたらし)というところがあります。
手水舎と同じ役割の御手洗場(みたらし)
御手洗場では五十鈴川の水で心身を清めることができます。
手水舎ができるずっと前からあったので、昔の人はこっちを利用してたんですね。
石畳は徳川綱吉の生母、桂昌院(けいしょういん)が1692年に寄進したものです。
天照大御神を祀る皇大神宮(こうたいじんぐう)
伊勢神宮の中心ともいえる皇大神宮。
約2000年前に倭姫命(やまとひめのみこと)が八咫鏡を安置した場所です。
20年に1回式年遷宮が行われ、となりに新しい社殿が建てられます。次回は2033年です。
御贄調舎(みにえちょうしゃ)
皇大神宮の真向かいにある御贄調舎は、神様に供えるアワビを調理するところです。
祭りのときに外宮の主祭神、豊受大御神を迎えて調理の儀式が行われます。
アワビだけを調理するための建物なんてぜいたくだなと思ったんですが、アワビはお供え物の代表ということだそうです。
風の神様を祀る風日祈宮(かざひのみのみや)
風日祈宮には元寇のときに神風を吹かせて日本を守った神様が祀られています。
風日祈宮橋という橋を渡ったところにあります。
ご祈祷が行われる神楽殿
神楽殿で行われるご祈祷には御饌(みけ)と御神楽(おかぐら)の2種類があり、御饌は祝詞(のりと)の奏上、御神楽は祝詞にくわえて舞の奉納があります。
御饌は5000円から、御神楽は15000円から。
お守りやお札はここで売られています。ご朱印もここで受けられます。
荒祭宮(あらまつりのみや)
めちゃくちゃ人が写ってますね。常に参拝する人がいて写真が撮りにくかったです。
荒祭宮は天照大御神の荒魂(あらみたま)が祀られています。
荒魂とは天照大御神の荒々しい部分のことで、おだやかな部分を和御魂(にぎみたま)といいます。
社殿は皇大神宮に次ぐ大きさです。
参集殿(さんしゅうでん)
参集殿は参拝者用の休憩所です。
座るところがあって、無料でお茶がいただけます。
ここでもお守りを買うことができます。
おみくじ
伊勢神宮にはおみくじがありません。
その理由は、参拝した日がだれでも吉日であるからといわれています。
駐車場の混雑具合
内宮に近いA1駐車場に車を停めたんですが、平日の昼過ぎで50分くらい待ちました。
調べたら昼過ぎがいちばん混むみたいですね。
伊勢神宮からは遠くなるんですが、B1駐車場が一番とめやすそうです。
駐車場の場所はこちら
らくらく伊勢もうで駐車場案内
このページに周辺道路のwebカメラがあり、混雑状況を確認することができます。
らくらく伊勢もうで ウェブカメラ
伊勢鳥羽みちくさきっぷ
三重交通から「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」という乗り放題のきっぷが発売されています。
内宮、外宮から二見浦、鳥羽水族館などの主要な観光地に行くことができ、土日祝には伊勢志摩スカイラインを通るルートも利用することができます。
1日券が1000円、2日券が1600円とリーズナブルな値段で伊勢志摩をまわることができますよ。
くわしくはこちら
三重交通株式会社
伊勢神宮 内宮の基本情報
参拝時間 | 10月~12月 5時~17時 1月~4月・9月 5時~18時 5月~8月 5時~19時 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 三重県伊勢市宇治館町1 |
連絡先 | 0596-24-1111 |
駐車場 |
約1800台 場所はこちら |
アクセス |
近鉄・JR伊勢市駅からバスで10分 詳細はこちら |
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