今年初の紅葉を見るために大阪府南河内郡河南町にある弘川寺に行ってきました。
弘川寺はウォーカープラスのホームページで大阪府の人気紅葉名所ランキング7位として紹介されていました。
所在地は大阪ですが奈良に近く、閑静で風情があるお寺です。
この記事の前半が紅葉の様子、後半がお寺の紹介になっています。
紅葉の様子(2018年11月中旬)
庭園の一部で無料で見ることができるここが弘川寺で紅葉のいちばんの見どころです。このときはまだ色づきはじめでした。
もみじ谷へ行く道にあった、きれいに2色にわかれているモミジ。
境内のところどころに咲いているサザンカ。白とピンクの花がきれいに咲いていました。
紅葉の様子(2014年11月下旬)
ご本尊
薬師如来
由緒
665年、役行者によって創建。
676年、天武天皇から雨請いの依頼があり、その後天武天皇が直接訪れて勅願寺となる。
812年、空海によって中興。
1189年、西行が訪れる。翌年没。
1463年、戦によって伽藍が消失するも、その後復興。
境内
護摩堂。不動明王と大黒天がまつられています。机の上に護摩木が置かれていました。
御影堂。空海の像がまつられています。手前の松は空海ゆかりの三鈷(さんこ)松で、もしかしたら葉が3本の松葉が落ちているかも。
鎮守堂。弘川寺でいちばん古い建物です。八所権現(八つの神様)がまつられています。
本堂。1463年に戦火に巻き込まれて消失するも、500年ぶりに再建されました。御本尊の薬師如来がまつられています。
西行堂。西行のお墓を見つけた似雲(じうん)法師が建立。西行の座像がまつられています。
本坊。枯山水の庭園と西行記念館はこの奥にあります。拝観料は大人500円、小人200円。
樹齢350年の桜「かいどう」。支えが必要なほどの老木ですが、毎年きれいな桜を咲かせています。
西行記念館。西行にゆかりのある掛け軸や絵や像など、見ごたえのある品々が展示されています。
弘川寺の基本情報
拝観時間 | 10:00~17:00(本坊庭園・西行記念館) |
拝観料 | 境内は無料 「本坊庭園・西行記念館」は大人500円、小人200円 |
住所 | 大阪府南河内郡河南町弘川43 |
連絡先 | 0721-93-2814 |
駐車場 | 50台以上 無料 |
アクセス |
近鉄長野線「富田林」駅から金剛バスで30分、バス停「河内」で下車し徒歩3分 |
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