大阪府堺市にある法道寺は、670年に天武天皇の勅願により法道仙人が開いたとされています。
周りは墓地が広がっていて人通りも少なく静かです。
1283年に造られた金剛力士像。解体修理中に中から木札がみつかり、造られた年が判明しました。顔がでかいからなのかスマートに見えます。へそがミッフィーの口みたいになっててかわいい。
顔はいかついのに乳首が花みたいになっていて迫力が半減しています。なぜこんな手の込んだことをして可愛くしてしまったのか。。。
初めは長福寺という名前でしたが、徳川吉宗の嫡子が長福丸と名付けられたことにより、同名であることをはばかって法道寺に改名したそうです。
手水舎には竹のしゃくしがありました。これだけで雰囲気がぜんぜん違いますね。
境内は広々としていて、すみずみまで手入れが行き届いています。3月は花もあまり咲いてなかったので少しさみしい感じがしました。初夏から秋にかけては百日紅(サルスベリ)の花が咲いているそう。大きな桜の木があったので春が楽しみです。
鎌倉時代の終わりに建てられた食堂(じきどう)。僧侶が法会の際に食事などを行った建物で、重要文化財に指定されています。
食堂 の入り口は高さが低く、1.5メートルもないくらいです。不便な気がするんですが、なにか意味があるんでしょうか。
南北朝時代(室町時代初期)に建てられた多宝塔。高野山や根来寺にも同じようなものがありますね。
多宝塔の一階の屋根は人のようなものに支えられていました。顔が肩より下になってますね。めちゃくちゃ重そう。
大師堂。右の方に四国八十八か所霊場お砂踏みと書かれた石塔があります。
お寺の塀にユニークな顔の鬼瓦がありました。鼻が手塚治虫の漫画にでてくるキャラクターみたいに大きい。立派なだんごっ鼻。
拝観料 | 無料 |
住所 | 堺市南区鉢ケ峯寺401 |
連絡先 | 072-297-0705 |
駐車場 | 50台 無料 |
アクセス | 泉北高速鉄道「泉ケ丘駅」下車、バスに乗り「鉢ヶ峯」下車、徒歩2分 |
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