3次元CADを使う機会があったんですが、いつも使ってるノートパソコンではほとんど動かなかったので、昔使ってたデスクトップパソコンを引っ張り出してきました。
FRONTIERというメーカーのFRAS7371Y/21という型番のパソコンで、OSはWindows10、CPUはCore2Quad Q9400、メモリは4Gという構成です。
HDMI端子を増やすためにGF8400GSというグラフィックボードをつけていたんですが、メモリが256MBしかないせいかCADが全然使えなかったので、急遽パソコン工房に行っていちばん安いGF-GT710-E1GB/LPというボードを買ってみました。
CADは無事に使えてよかったものの少しものたりない部分もあったので、そこらへんを含めてレビューしていきたいと思います。ちなみにパソコンの中身をいじったりというのはそんなに経験がありません。
搭載GPU | NVIDIA GEFORCE GT710 |
コアクロック | 954MHz |
メモリ | 64-bit DDR3 1G |
メモリクロック | 1600MHz(64bit) |
接続 | D-sub:1 HDMI:1 DVI-D:1 |
バス | PCI-Express2.0(x16) 1スロット |
ファン | 空冷ファン1 |
最大解像度 | 2560×1600 |
最小電力 | 300w |
補助電源 | なし |
開封・外観
玄人志向おなじみのシンプルな箱。パソコンパーツの箱は派手なものが多いので逆に目立ちますね。
メモリは1Gです。隣に2Gのものもあったんですが、とくにゲームをする予定もなかったので1Gにしました。
ハイエンド製品とは違ってものすごくシンプルな外観。
玄人志向と書かれた真っ青なファン。ミドルタワーケースなのでファンがあると安心です。
裏側は基盤がむき出しです。
端子はD-sub、HDMI、 DVI-D。このままでは横幅がでかすぎて取り付けができなかったのでちょっと焦りました。
箱の中を確認したら短いパーツが入っていました。
D-sub端子がなくなってしまったんですが、とくに使う予定はないのでまぁいいかな。パソコンケースの大きさでいろいろ制限がかかってくるんですね。
ドラクエ10ベンチマーク
ハイエンドゲームは全然無理だろうということで、ドラクエ10のベンチマークをやってみました。
グラフィック設定…標準品質
解像度…1280×720
スコア…5294
評価…快適
快適という評価が出ました。でもデスクトップで1280x720ですることはあんまりなさそうですね。
グラフィック設定…標準品質
解像度…1920x1080
スコア…3113
評価…普通
スコア3000以下になるとやや重いになるので、普通とはいえぎりぎりです。
グラフィック設定…低品質
解像度…1920x1080
スコア…4352
評価…普通
おそらくこの辺りが妥当なところかと。
マインクラフト
だいぶ昔にマイクラを買っていたのを思い出したので、デフォルトの設定でひさしぶりにやってみました。
YouTube
最大解像度が2560×1600だから1080pは余裕かと思いきや、1080p60の設定だとタブを切り替えて戻ってきたときに音は普通に流れているけど映像が1秒くらい止まる、という症状がでるときがあります。ポインターの挙動も少しカクつきます。
1440pに至っては30フレームでもマウスの動きがカクカクになって、操作に支障がでるようになりました。
2160pにするとポインターが画面から消えて焦りました。しばらくすると復活して大丈夫だったんですが、まぁこれは能力を超えているので当然ですね。
カクつきはグラフィックボードの性能だけが原因ではないかもしれません。なんせパソコンが古いので、そこがネックになっている可能性も十分に考えられます。
フォートナイト
フォートナイトもやってみました。初めてでどんな設定がいいのかわからなかったので、とりあえずインストールしたときに自動で設定されたままです。
プレイ画像はこんな感じです。カクつきもないですし、初心者がやる分にはとくに問題ないと思います。
まとめ
YouTubeでカクつきが出たのは意外でしたが、ほとんどの動画は30フレームの720pか1080pなのでそんなに影響はありません。
インテルのCPU内蔵グラフィックでいうとintel HD 510やintel HD 4600と同じような性能です。
とりあえず接続端子を増やしたいという場合や、古い世代のCPUでネットやマイクラをするくらいなら値段も安くていいんじゃないかと思います。
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