伝統的な町屋が立ち並ぶ「宇陀市松山地区」に行ってきました【宇陀市】

名所
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2006年に重要伝統的建築物群保存地区に選定された宇陀市松山地区。もとは宇陀松山城の城下町として発展しました。

昔は間口の広さで税金が決まっていたため、町屋というと間口が狭くて奥行きが長いのが一般的です。しかし、松山地区は商人を集めるためにこの税金を免除するなどしたため、間口が広い町屋が並んでいます。

 

こちらは大正時代末期に建てられた森岡家住宅。昭和10年ごろに料理旅館を創業、その後診療所になりましたが今は閉院しています。

右に見えるのは田中日進堂。この地区の銘菓「宇陀五香」が売られています。落雁の中にあんが入った和菓子です。

元禄15年に創業した久保酒造。松山地区は昔から酒造りが盛んでした。

久保酒造の入り口。新酒ができたことを知らせる杉玉が並んでいます。杉玉は茶色のイメージがありますが、作りたては緑だそうです。

久保酒造の蔵です。すごいお宝が入ってそうですよね。

久保酒造には「酒蔵カフェ」というカフェが併設されています。この日は麹ドリンクをいただきました。まろやかな甘さでとても温まります。カフェメニューだけじゃなく、ここで造っている日本酒のメニューも豊富にあります。

持ち帰り用のお酒やグッズも売っていました。季節によって営業日がちがうのでホームページで確認してから行くことをおすすめします。ホームページはこちら

正岡子規門下生の青木月斗の句碑。「山より野より水より起る秋の聲」

2月のはじめに行ったんですが、梅が咲き始めていました。

 

宇陀市松山地区

時間:特にありませんが、住民の方が生活されています。
住所:奈良県宇陀市大宇陀区拾生1846(松山地区まちづくりセンター「千軒舎」)
連絡先:0745-87-2274
駐車場:約100台 無料(道の駅 宇陀路大宇陀)

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