明治維新へと向かう歴史の先駆けとなった天誅組ゆかりの「岡八幡宮」に行ってきました【五條市】

寺社
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奈良県五條市にある岡八幡宮に行ってきました。

町の神社という感じでそんなに大きくはないんですが、境内には立派な桜が植えられていました。

また、幕末に活躍した天誅組が五條代官所を襲撃するときに、この岡八幡宮に集合し、準備をしたことで知られています。

御祭神

主祭神:品陀和気命(ほんだわけのみこと)…仁徳天皇の父親である応神天皇のこと

末社祭神:天照大神(あまてらすおおみかみ)
     春日大神(かすがのおおみかみ)
     稲荷大神(いなりのおおみかみ)

 

境内の様子

神社を取り囲む玉垣。まだ新しく、寄付した人の名前がずらっと並んでいて、いろんな人から愛されている神社ということが分かります。

 

天誅組のことが書いてある看板。京都から堺まで船で移動し、金剛山を越えて五条に入りました。発起から約40日後には、幕府により壊滅させられることになります。中心人物の中山忠光はこのとき19才でした。

 

鳥居の奥には割拝殿があります。

 

御神木があったところには屋根がつけられていました。

 

御神木は本能寺の変があった年(1582年)に植えられましたが、枯れてきたために1974年に伐採されました。切り株の大きさから考えると、かなりの巨木だったんだろうと思います。

 

本殿の前にも鳥居があります。

 

中央に祀られているのが品陀和気命、右が天照大神、左が春日大神。真ん中の本殿の中には40.5センチの男神の座像が安置されています。

 

拝殿と本殿の間にある末社。

 

手水舎。水は流れていませんでした。きれいな千羽鶴がかけられています。

 

境内にある桜。春の満開のころにはきれいな桜が見られそうです。

 

すみっこにあるしだれ桜はとくに存在感がありました。

 

こちらはお地蔵さん。

 

道路に面したところに車をとめられるスペースがあります。

 

 

岡八幡宮

拝観時間 随時
拝観料 無料
住所 奈良県五條市岡町3006
駐車場 3台ほど 無料

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