大阪府枚方市にある「杉・五兵衛」に行ってきました。
ここでは敷地内で有機循環農法をされています。ロバを飼育して、そのフンを堆肥にし、作物を作ります。出来た野菜をつかって料理をつくり、あまった野菜のヘタなどをロバのエサに再利用するなど、理想の農業を目指した活動をされています。
コース料理は4000円~8000円まであり、野菜たっぷりの農園会席のほか、地鶏の鍋や牛肉の陶板焼きなどもあります。昼は2200円のお弁当もあります。
迷子になりそうなくらい広い敷地には、いろんな野菜や花などが植えられています。ロバやウサギなどの動物がいて、見学をしたり、ふれあったりもできます。ちょっと早めに行って、食事の前に散策すると楽しいですよ。
ガチョウが気持ちよさそうに泳いでいます。ガチョウを見たのって何年振りだろう。
ロバが間近で見られます。毛がふさふさしてますね。去年の夏に赤ちゃんが生まれたということが書いてありました。左の小さい方はその子なのかな。動物が食べるエサが50円で売っていて、あげることができます。
ウサギの小屋には300円で入ることができます。ちょことんとした足がかわいい。
右の建物が本館。白いモクレンがきれいに咲いていました。奥の方にちょこっと見えてますが、黄色いじゅうたんのような菜の花畑もありました。
入り口です。昔の家っていう感じですね。代官屋敷と酒蔵を移築したそうです。
今回の部屋。木を切ったそのままの形のテーブル。大きさと質感に圧倒されました。椅子は座りごこちはよかったんですが、めちゃくちゃ重かったです。女性だと後ろにひくことも難しいかも。ほかにも座敷や普通のテーブル席もあります。
この日は6000円の農園会席をいただきました。メニューの順番はあまり関係なく、つかっている材料が書かれているといった感じですね。知らない名前のものもちらほら。真ん中の「菠薐草」を調べたら、ほうれん草でした。漢字むずかしすぎる。
できたて豆腐はなめらかな触感。だしをかけていただきます。黄色いソースはからしで、いいアクセントになっていました。
焼いて塩をかけていただきました。あまりアクは感じられず、トウモロコシに似た味と香りがします。この時期だけのぜいたくな食べ方ですよね。
野菜料理のお膳。入れ物は麹蓋(こうじぶた)という、お酒を作るときに使う道具を使っています。桜が添えられて見た目も華やか。
コイの洗いは辛しみそにつけて食べます。コリコリした触感で甘みがあって、はじめて食べたんですが美味しかったです。
タケノコの煮物。上品なだしで、サクっとした適度なやわらかさ。
野菜の天ぷらの盛り合わせ。若ごぼう、サトイモ、菊芋、ヤーコン。若ごぼうは苦みがあってサクサク、ヤーコンは甘くてシャリっとした歯ざわりで、デザートでもいけそう。
緑のやさいはクレソンで、辛みがあり鼻に抜けるような香りがします。右上に写っているくん製たまごが風味豊かで、うまみが凝縮されてて美味しかったです。
タケノコの木の芽和え。この組み合わせは相性抜群ですよね。まさに春という感じ。
しいたけ、春菊のおひたし、おから。しいたけが肉厚でブリンブリンの触感。
鮎の塩焼き。冷凍していない生の鮎を焼いているので、身がふっくらしています。塩加減もちょうどよかったです。そのままでも美味しいんですが、酢につけて食べるとさっぱりいただけます。
鍋物とおこわとみそ汁。鍋は優しい甘さのみそ味なんですが、味はしっかりしていました。
アイスの中には柿のシャーベット。シャリシャリした触感なのに、柿の味がしっかり残っていて美味しかったです。
営業時間 | コース料理 11:00~21:00(最終受付19:00) 農園のお弁当 11:00~15:00(最終受付14:30) |
住所 | 大阪府枚方市 杉責谷1丁目 951番 |
連絡先 | 072-858-0070 |
駐車場 | 約50台 |
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